MUGEN SEIKI MBX7R / MGT7 キット製作編

センターデフ/2スピード関連の組み立て

MBX-7Rキットと、MGT7キットで全く違うのがこのセクションになります!
バギーはセンターデフ、ツーリングカーは2スピード・・・。
バギーはもう何十年もやっているので、熟知しているつもりですがオンロードの2スピードは無知に近い状態なので、説明書をよーく見て組み立てます♪

ここ、結構重要です!!
説明書には絵で記載はありますが・・・。
ブレーキパットには取り付ける向きがあります♪
下の写真を見ていたければわかると思いますが、ブレーキパッドの取付穴には「長穴」が存在します!!
前後のブレーキパッドは「長穴」側をエンジン側に向くように取付けるようにします。MBX7RAsse43
ブレーキパッドを固定するビス(H0471)は、説明書ではブレーキディスクを入れて約5mmのすき間を作りますと記載があります。 私はセンターデフマウントとビス先端までの全長を写真のように18.5mmになるようにネジを締めこむようにしています。 この方が簡単に組みあがります♪ MBX7RAsse44

ここからが未知のゾーン・・・。
2スピード関連です! よくわからない個所は無限精機の方に質問を投掛けましたので、おそらく大丈夫だと思います(笑)・・・・。

説明書では写真のように「ビスの先端が2スピードシューから出ないように面一になるようにねじ込み、その個所からビスを2回転と1/4緩める」と説明書に記載がありますが、この緩め具合では、ブレークインが済んでいるエンジンを使用した場合、すぐに2速につながるようです。
ビンビンにエンジン調整が済んでいる方なら、シューの面一から1回転と1/2位緩めるところからスタートしてみてください♪
(この辺りはエンジン調整の仕方や走らせ方、サーキットのレイアウトなどで変化します)
エンジンのブレークインを同時に行う方は、説明書通りの締め込み具合でokだと思います♪

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2スピードの調整はいちいち2側を分解しなくても、エアークリーナーを外せば2側の調整ができるのですが・・・。
2速の調整に慣れていない私がこの作業を行うのはかなり難しく(笑)。
具体的には2箇所のビスを同じ量、締めたり緩めたりするのですが、1か所締めて次のビス・・・。と探している間に、このビスでよかったのだろうか・・・。
と思ったりするわけです(笑)。
そのな時に、神の声が♪
「片方のビスだけホワイトに塗ればよいのですよ♪」
なるほど!! 素晴らしい!
製作後に塗ったので、うまく濡れませんでしたが、できれば組み込む前にビスを綺麗に塗られたほうが良いかと思います♪
MBX7RAsse464
3x5mmのイモねじですが、説明書ではどこまで締めこむか記載がありませんでした・・・。(説明書の品番はH0259となっていますが、H0295です)。
よくわからないので、無限精機さんにお電話して聞いてみたところ、上記の2スピードの調整をした所から、「3x5mmのイモねじ2か所」を徐々に締め込み、シューが開くか開かないかのところまでイモねじを締め調整していきます。
とのことでした!!
MBX7RAsse465

上記写真のシューと下記クラッチハウジングの傷の入り方を見るとわかるお思いますが・・・。
実はすでに走行した後の写真です(笑)。
グリーンパークさんですでに走行を済ませているのですが、2側の調整をしていたらオンロードのエキスパートの方たちからいろいろとアドバイスをいただきました♪
まず、この2速クラッチハウジング内側のフランジベアリングのみ(一つだけ)は、ベアリングのグリスが溶けだす恐れがあるため、脱脂したほうが良いとのことでした。
先輩からのアドバイスは本当に勉強になります!!MBX7RAsse466

一速側のワンウエイベアリングは、初めからワンウェイルーブが入っているようです! ですので、何もせずに組み上げてよいとのことでした♪
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センタージョイントカップを固定するイモねじにも、もちろんネジロックは塗布します! 写真のような感じで、ネジとネジの間にうすーく乗る感じでokです♪
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センターデフマウントにはAとBの刻印があります。 Aが前側になります。
センターデフに組み込むブレーキディスクガイドにも向きがありますので、説明書をよーくみて組み込んでください♪
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ブレーキディスクガイドには、ブレーキディスクを入れる向きがあります。
ブレーキディスクが入らない!!という方は、逆側から入れてみてください♪
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MGT7が大分形になってきました! ここまで来ると大分テンションが上がってきますね♪
あと少しで完成です♪
のちに判明したのですが、この写真ではフロントのトルクロッドが短いほうで組み立てられています!
説明書では長いほうが指定されています。
よく説明書を見て組み上げていたつもりですが、バギーでは短いトルクロッド、オンロードでは長いトルクロッドを使用し組み立てるように指示されています。
この短いトルクロッドを装着したことで、シェイクダウンで思わぬ苦戦を強いられることに・・・。
のちに掲載予定のシェイクダウン・セットアップ編でお楽しみください♪
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燃料タンク/メカボックス関連の組み立てへ続きます。

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